土を知る、土を使う

土壌中の栄養のバランス

前回までの説明で、土が栄養を一時的に保持することがわかりました。土のコロイドが負(-)の電気を帯びていることから、正(+)の電気を帯びた小さな粒(陽イオン)を吸着するということでした。今回は、この土のコロイドに吸着されている成分について考えてみましょう。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.10(2011.05.18)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.10(2011.05.18)の注目キーワードは、飼料中のナノ物質、お役所仕事、FDAの逆襲、生食、などだ。
ニンニク
技と絆でひらく

ニンニクの毀誉褒貶

先日、ニンニクに付いて学ぶ機会があった。専門の方にはもの足りないかもしれないが、私なりのニンニク・レポートをまとめてみた。現代日本の食生活を見ると、至る所にニンニクありで、かつて日本に“ニンニク禁食令”が出されたこともあったなどは思いもつかない。
長崎ハーレーフェスティバルに集まったオートバイ
技と絆でひらく

長崎ハーレーフェスティバルで知ったブランド魚「ごんあじ」

水産物のブランド化で有名なものに「関さば」「関あじ」がある。その後、地域ブランドのための法整備(2006年の商標法改正による地域団体商標制度)などもあり、これにならった動きは2004年頃までに大ブームを起こした。当時で150種類を超える水産物が、各地の自治体や漁業協同組合により、地域ブランドとして地域団体商標の登録がされた。
土を知る、土を使う

元肥の不思議

これまで土がどんな物質か、どのようなプロセスで出来て、どのようなもので成り立っているかといったことを説明してきました。今回からは、そのように出来ている土が、どのような働きをするかといった説明をしていきます。
東京のマーシャリング・ヤード
再考・ワイン物流改善

ワインに傾注した経緯――高利益率と差別化を狙う

ワインのリーファー輸送を業界に提案した大久保順朗氏が、リーファー輸送が必要と考えるに至ったワイン物流の問題の本質を語る。今回は、氏が酒販店を営む中でもとくにワインに傾注したきっかけと、その当時感じ、疑問に思った「輸入ワインのまずさ」についての回想をお送りする。
新読み書きバイオ

不分別飼料を使う勇気

2011年4月4日、生活クラブは、飼料サイロおよび配合飼料工場(八戸・石巻・花巻・鹿島)の損傷によりNON-GMO配合飼料が製造できなくなったために、緊急措置として不分別(GMO)の配合飼料の給餌を始めたことをホームページで発表しました(生活クラブ「災害対策・第24報」)。
食品安全情報(化学物質)

食品安全情報(化学物質)No.09(2011.05.02)

国立医薬品食品衛生研究所が月2回発表している「食品安全情報」(化学物質)は、食品の安全性に関する国際機関や各国公的機関等の最新情報を提供している。本欄では、実際にその情報収集・執筆を担当している研究官に、FoodWatchJapan読者へのおすすめの記事を紹介してもらう。No.09(2011.05.02)の注目キーワードは、タバコ、運動、飲酒、食生活、そしてハーブを原料とする治療薬の登録制、などだ […]