ハーレーダビッドソンの1台。ショップにあったあるステッカーにはこう書いてあった。“If I have to explain, you wouldn't understand.”(説明しろって言うんじゃあ、君にはわかんないね)
食の損得感情

ヒットを生むわがままな心(1)

テレビの話から。5月21日のNHK「クローズアップ現代」のテーマは「節約志向の客をつかめ/外食“激安”バトル」。これに西武文理大学教授の松坂健さんが出演された。松坂さんは元「ホテル旅館」(柴田書店)編集長で、私にとっては「月刊食堂」(同)編集部の大先輩だ。知っている人がテレビに出るのはわくわくするもの。楽しみに拝見した。
うねやま研究室

FSAのカドミウムの週間耐容摂取量の引き下げで、どうする日本?

2009年3月20日、欧州食品安全機関(EFSA)の汚染物質に関する科学委員会(CONTAMパネル)が、カドミウムの週間耐容摂取量(TWI)をこれまでの暫定値7 μg/kg体重/週から2.5 μg/kg体重週に引き下げるという結論を発表しました。この引き下げは、これまでの値がカドミウムによるヒトへの腎障害を指標に設定されていたのに対して、新しい評価では腎臓の尿細管機能障害の指標とされる尿中β2ミク […]
Maryanskiのバイテクと食品安全考

バイテク作物の新しいたんぱく質に対するアレルギー反応の可能性評価――開発企業や規制当局には困難な課題/Assessing the Possibility of Allergic Reactions to New Proteins in Biotech Crops Poses a Difficult Challenge for Industry and Regulators

現代バイオテクノロジーは、植物育種家に多様な生物に由来する潜在的に有用な形質(遺伝子)を利用する道を開いた。遺伝子導入方法を用いて得られた経験から、遺伝子は新しい宿主において予想通りに機能するということが示されており、従って現代バイオ技術を用いることによって特有のリスクが生じることはない。ある遺伝子の発現産物は通常たんぱく質であり、バイテク食品中のそういった新しいたんぱく質の安全性は、安全性評価の […]
技術士からの提言(Y)

今年は食品ロス削減活動元年にしたい

2008年前半は各種食材が急騰し、食料の安定供給の大切さを肌で感じた年になった。そのような中、牛久保明邦氏(東京農業大学国際食料情報学部教授)を座長とする農林水産省の食品ロスの削減に向けた検討会が8月にスタートした。日本では食品として年間約9,000万tの農林水産物を消費している。これに伴い、約1900万tの廃棄物が発生。この内、500万?900万tが喫食可能ないわゆる「食品ロス」と推定されている […]