食べる智恵

ハンバーガーは天地をひっくり返す

別に、ハンバーガーのおかげで世界がどうかしちゃうという話ではない。米国での経験が豊富な人から最近うかがった話。ハンバーガーは、天地をひっくり返してかぶりつくのが正しいらしい。正しいと言うと語弊があるか。その人たちが出会ったかなり多くの米国人が、“もちろん”という感じで語ったという。
ジャガイモ栽培は簡単だと思われがちだが、ハイレベルな収量を得るには相当な技術を要する
食の損得感情

「国際ポテト年」の2008年が暮れる

メリー・クリスマス。この原稿が、私の今年の分の最後の担当となる。今年は、もう書くのも読むのもこりごりだが、前年からの食品関連の不祥事の話題を引きずったまま中国産ギョーザ事件で幕を開け、穀物価格の高騰に翻弄され、ついにコメの偽装までと、食品に関する嫌な話題が絶えることがなかった。日本で流通する食品は、量の確保も、質の確保も、完全に保証されたものとは言えないのだと思い知らされる1年だったと言える。
食べる智恵

簡単、おいしい、常夜鍋

独断ながら、鍋料理は常夜鍋(じょうやなべ)にとどめを刺す。しかも、小林カツ代式に限る。どの本であったか忘れたけれど、新婚時代に小林カツ代さんの本で知って以来、ときどきこれを食べないと落ち着かない。
食べる智恵

「農業成功マニュアル」。皆様ありがとうございます

「農業成功マニュアル」(翔泳社)、おかげさまで好評いただいております。ありがとうございます。八重洲ブックセンターさんでは、おかげさまで12月7日~13日の期間で、本店3階(自然科学、農林水産業、工学、環境、コンピュータのフロア)のベストセラーのリスト4位に入りました。
食べる智恵

藁苞(わらづと)納豆

上三川町有機農業推進協議会(栃木県上三川町)の催しに参加した。NPO法人民間稲作研究所の稲葉光國先生の指導を受けながら活動している生産者と、賛同する異業種の人たちが集まった。
うねやま研究室

ヨウ素を十分過ぎるくらい摂っている日本人が考えるべきこと

2009年10月から、オーストラリアとニュージーランドのほとんどのパンにヨウ素が添加されることになりました。これにより1日約50 μgのヨウ素の摂取増加を目指しています。オーストラリア・ニュージーランド食品安全機関(FSANZ)では一般向けのFAQを公開していますので詳細はそちらをご覧ください。
食べる智恵

「農業成功マニュアル」の動き

「農業成功マニュアル」(翔泳社)、いくつかうかがった書店さんから「出足はよろしい」と言っていただき、ひと安心。みなさま、ありがとうございます。八重洲ブックセンターさんではワゴンで展開していただいており、本当にありがとうございます。
ベビーリーフ。生鮮野菜の人気商品の1つだ
食の損得感情

内食が“究極のレストラン”になった今日に対応できているか

私の家では、冷凍食品をよく使う。共働きの上、子供の学校は弁当が必要だ。それで毎朝、私が全員の弁当を作るのだが、自分で作っておいた煮物などに加えて、1品か2品、冷凍食品を入れる。弁当にちょうどよいポーションで、しかも電子レンジで用意できる商品が今は何種類も出ている。とても重宝している。
青トウガラシ追跡捜査の模様の一部。
Maryanskiのバイテクと食品安全考

ホウレンソウ、トマト、青トウガラシ、そしてペットフード:FDAの謎解きやいかに/Spinach, Tomatoes, Peppers, Pet Food: How Does FDA Solve the Mysteries?

11月下旬、米国食品医薬品局(FDA)が中国の3都市に事務所を開設したとのニュースが流れた。9.11以降、米国政府は食の安全保護強化のためいくつかの対策を取ってきたが、これは最新のものである。米国へ食品を輸出する企業はすべて登録をしなければならいなこと、船荷到着前にFDAに届出しなければならいなこと、輸入時に健康リスクがあると思われる食品を留置する権限、そして新たな記帳義務。こういった新たな規制手 […]
食べる智恵

「農業成功マニュアル」発売です

今年の春、翔泳社の編集者から「就農を希望する人に向けた本を書かないか」とお誘いを受けた。彼をやきもきさせながら書き上げた原稿が「農業成功マニュアル」(翔泳社)という本になって、先週見本が届いた。明後日には店頭に並ぶということで、わくわく、どきどき、そわそわしている。
サンドイッチを店で作って家で食べれば「中食」、家で作って店で食べれば……「持ち込み」
食の損得感情

「中食」が増えているのではなく「外食」が減っているのではないか

新規就農希望者に向けて、「農業成功マニュアル」(翔泳社)という本を書かせていただいた。編集者からのリクエストは「全く予備知識のない人に向けて」というものだったので、農業、農家、農村の基本的な説明に少々多めにスペースを割いている。そのため、農家になろうと考えていない方でも、例えばコメや野菜の仕入れなどのために初めて農村を訪ねる、農家と会って話をするという場合にお役に立てる記述があると思う。12月3日 […]